道ばたや公園、ベランダなどでインコを見つけることがあります。
私も人生において2回、インコを保護した経験があります。(ぷーちゃんはそのうちの1羽)
屋外にいるインコは、捨てられたというより「うっかり飼い主が逃がしてしまった(ロストした)」可能性が高いです。
今回は、インコを保護したときにやることを順番にご紹介します。
まずは安全な場所に保護する
飼い鳥であるインコは、外敵にすぐに命を狙われます。また、自然の中で育っていないので温度差にも弱いです。
- カラスや猫などの外敵
- 雨や風
- 暑さや寒さ
- 車や自転車との接触
など、さまざまな危険があります。
保護できそうなら、まずは安全な場所へ移動させましょう。
小さなケージがあれば理想的ですが、大きめのカゴなどを逆さまにしても簡易的なケージになります。
段ボール箱に入れてふたをしても応急処置にはなります。
蓋つきの容器に入れる場合は通気口は確保してください。
水を用意する
迷子になってから時間がたっている場合、脱水していることがあります。
小さな容器に新鮮な水を入れて置いておきましょう。
ただし、無理に飲ませる必要はありません。
インコが落ち着いてから自分で飲むことも多いです。
エサを用意する
インコの種類がわからなくても、セキセイインコ用のシード(種のエサ)であれば比較的入手しやすいです。
近くにホームセンターやペットショップがあれば購入してみましょう。
小鳥用のペレット(人工飼料)は、慣れていないと食べないので、もし購入する場合はまずシードがおすすめです。
ただし、
- アボカド
- チョコレート
- コーヒー
- アルコール
などはインコにとって危険です。
人間の食べ物をむやみに与えるのは避けてください。
なお、「パン」は食べる子もいますが、やらない方がいいです。
警察へ届け出る
保護したインコは「迷子のペット」である可能性が高いため、最寄りの警察署や交番へ拾得物として届けましょう。
飼い主さんは、
「インコが逃げてしまった!」
と警察へ遺失物として届け出ていることがあります。
特徴や保護場所を伝えておくことで、飼い主さんにつながる可能性があります。
私は、写真を撮って警察に持っていきました。
鳥を警察に預けるとしばらくは保管していただけるようですが、警察も鳥の飼育知識があるわけではないので可能であれば自宅でお世話をしてあげましょう。
SNSや迷子鳥サイトを確認する
最近はSNSで迷子情報が拡散されることも増えています。
- X(旧Twitter)
- 迷子鳥情報サイト
などで、
「○○市 インコ 迷子」
などと検索してみましょう。
意外と近所で探している飼い主さんが見つかることがあります。
迷子鳥情報サイト(鳥専門でないものも含む)
・LOSTPET.JP(https://lostpet.jp/)
・ペットのきもち(https://petmaigo.net/)
なお、「なりすまし」で本来の飼い主ではない人が名乗り出る可能性があります。
足環のあるインコなどは足環番号は記載せず、飼い主と名乗る方の方から番号を伝えてもらって確認するようにしましょう。
動物病院で健康チェックを受ける
保護したインコが弱っている場合、具体的には下記のような場合は鳥を診られる動物病院を受診するのが望ましいです。
- 羽を膨らませている
- 目を閉じている
- ケガをしている
- フンの様子がおかしい
しかし「保温」をするだけでも応急処置にはなります。
・空のペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ替わりにしてケージの近くに置く。
・なるべく暖かい部屋に置く
・毛布をケージにかける
などでも保温は可能です。
小さな鳥の場合は不要な靴下やニット帽などを入れてあげると中に入って暖を取ることもあります。
保護したインコに無理に触らない
保護した直後のインコはかなり緊張しています。
「かわいいから触りたい」
という気持ちはわかりますが、追い回したり何度も手に乗せたりすると、さらにストレスを与えてしまいます。
また、手乗りではないインコにとっては触られたくないものです。
最初は、
- 静かな部屋
- 適度な温度
- 水とエサ
を用意して、そっと見守るのがおすすめです。
飼い主が見つからなかったら?
一定期間探しても飼い主さんが見つからない場合があります。
その場合は、
- 自分で飼育する
- 信頼できる里親を探す
- 鳥専門の保護団体へ相談する
などの選択肢があります。
ただし、インコは小さくても10年以上生きる種類も多く、毎日の世話が必要です。
勢いだけで決めず、長く責任を持てるか考えることも大切です。
まとめ
インコを保護したら、まずは次の順番で対応しましょう。
- 安全な場所に保護する
- 水とエサを用意する
- 警察へ届け出る
- SNSや迷子情報を確認する
- 必要に応じて動物病院を受診する
保護されたインコの多くは、誰かが大切に飼っていた家族です。
飼い主さんは必死で探しているかもしれません。
慌てずに対応しながら、インコの安全と飼い主さんとの再会をサポートしてあげてください。
保護した立場から
私は2回、インコを保護したことがあると冒頭で書きましたが、
「手乗り」だったから保護できたとも言えます。
もし、手を伸ばして逃げてしまうインコだったら、保護できていなかった可能性があります。
この記事を読んでいる方はインコを「保護してしまった」方かもしれませんが、
もし今からインコをお迎えする予定の方であればぜひ「手乗り」になるように意識をしていただきたいです。
「手乗りはかわいいから」という理由だけではなく、「万が一のロスト(逃がすこと)の時に誰かに保護してもらえる可能性が高くなる」からです。
ロストはあってはならないことですが、SNSでは毎日迷子鳥の情報が流れています。
ぜひ、心に留め置いていただきたいと思います。





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