鳥の寿命は意外と長い
インコやオウムに限らずですが、鳥さんは、体の大きさの割にとても長生きです。
セキセイインコなどの小型インコの平均寿命は10年ほど、
オカメインコなどの中型インコの平均寿命は12年~25年、
大型インコやオウムの平均寿命は50年以上で、体が大きな種類ほど長生きします。
・・・というのは、よくネットなどで目にするざっくりしたインコの寿命です。
が、個人的には
・定期検診に連れていって病気を予防
・早期発見する
・適切な温度管理
・バランスの良い栄養を採らせる
・体重管理をしっかりして肥満にさせない
ということに気を付ければ、もっと寿命を延ばすことはできると考えています。
健康で長生きするための要件は、人間も鳥も、似ていますね。
セキセイインコの寿命は短い?
ツイッターやインスタグラムで、フォローしていた方のセキセイインコちゃんが、2~5年の寿命で亡くなるというのをよく見かけます。
その多くは、原因はわからないけどだんだん体重が減って衰弱してしまうというものです。
お迎え時の健康診断に連れて行かず、メガバクテリアに侵されたんだろうな、と予想されるケースが多いです。(もちろん、全ての場合に当てはまるわけではないです。)
このブログでも何度も書いていることですが、
現在ペットショップなどで出回っているインコは多くの場合メガバクテリアに感染しており、
特にセキセイインコでは2~3年で亡くなってしまうケースが多いため、かならずお迎え時の検診は連れて行ってあげましょう。
インコの年齢のギネス記録は?
YouTubeで18歳のセキセイインコや、38歳のオカメインコ、64歳のオウム、というのを見たことがありますが、ギネス記録はいったい何歳ぐらいなのか、調べてみました。
・オカメインコ(サンシャインちゃん:アメリカ)・・・32歳
・セキセイインコ(チャーリーちゃん:イギリス)・・・29歳2か月
その他、
・コザクラインコ(日本)・・・22歳(ギネス記録かは不明)
・クルマサカオウム(クッキーちゃん;アメリカ)・・・83歳
という情報もありました。
オカメインコのギネス記録より、日本人のYouTubeのオカメちゃんの方が長生きなのは驚きですね!
セキセイインコのギネスの29歳というのも驚きです!
犬や猫に比べても、ずいぶん長生きな印象です。
特に中型インコ以上の鳥を迎える方は、ご自身の年齢から計算して30年後に自分で世話はできるのか、
ということを考えないといけないですね。
大型のオウムやインコをお迎えするなら50年、80年と長生きする可能性があるわけですから、子供や孫など世代交代をしながらお世話を続けることができるかどうかを、真剣に検討する必要がありますね。
長寿な鳥の悩み
私はずっと漠然と「鳥の寿命は長い」とは思っていましたが、少々大型のインコやオウムであっても20~30年ぐらいが寿命かな?と勝手に思っていました。
しかし、想像以上に長生きだということを知り驚きました。
ある鳥飼いさんのブログで、「60歳を超えたから、最後のチャンスだと思って中型インコをお迎えすることにした」という記事を読んだことがありますが、もしそのインコが30歳以上生きたら飼い主さんは90歳。
もしかしたら、もうお迎えするには遅いぐらいだったかもしれないです。
鳥をお迎えすることについて、「長寿な鳥の悩みを聞いてください」というこちらの動画を見て、深く考えるきっかけになりました。
興味がある方はぜひ参考にされてください。
コメント