動物病院や引っ越し、帰省などで、インコを移動させる場面は意外とありますよね。
でも、インコはとても繊細。運び方を間違えると、体調を崩したり強いストレスを感じたりします。
今回は、安全第一でストレスを減らすインコの運び方をまとめます。
① 基本は「キャリーケース」
インコの移動は、キャリーケースを使うのが基本です。
普段使っている大きなケージは重くて不安定。移動には向いていません。
キャリーの条件
- しっかりロックできる
- 中で暴れてもケガしにくい
- 通気性がある
プラスチック製の小型キャリーや、小動物用キャリーが一般的です。

② 中のセッティング
止まり木は低めに
移動中は揺れます。
止まり木はできるだけ低めに設置しましょう。
高い位置だと、バランスを崩したときに落下してケガをすることがあります。
床にはペットシーツやキッチンペーパー
フンの状態も確認できますし、足元の安定にもなります。
長時間でなければ餌、水は不要
何時間も移動するわけでないのであれば、エサや水は不要です。
特に水は、どんなに頑張ってもこぼれます。
どうしても水分を入れてあげたいときは、青菜を入れ、たまに霧吹きで濡らすなどして水滴を飲むようにしてあげましょう。
狭いキャリーの中にいろいろ置くとケガの元にもなります。

③ 温度管理が最重要
インコは寒さ・暑さに弱いです。
- 冬 → キャリーの外側をタオルや毛布で覆う。ペットボトルにお湯を入れて簡易湯たんぽもおすすめ。
- 夏 → 直射日光を避け、車内放置は絶対NG。エアコンを効かせてから乗せる。
使い捨てカイロは、中毒の可能性もあるのでキャリーの中には入れないようにしましょう。
ペットボトル湯たんぽの方が安心です。
目安としては、20~28℃くらいを保てると安心ですがなかなか難しいです。

急病などではなく、定期的な健康診断であれば、4月、10月など寒くもなく暑くもない季節を選ぶようにしましょう。
④ キャリーは布で覆う
移動中は外の景色や音に驚きやすいです。
キャリーを薄い布(無地のバスタオルなど)で覆うと、
- 視界が落ち着く
- パニック防止になる
- 体力消耗を抑えられる
というメリットがあります。
ただし、完全密閉はNG。通気は確保してください。

飼い主の姿が見えないと不安になるようなので、私はインコを助手席に乗せて、運転手席側の方だけちょっとだけ布を開けて、お互いに姿が見えるようにしています。
⑤ 車での移動の場合
- シートベルトで固定する。
- エアコンの風を直接当てない
急ブレーキ時の転倒防止が大切です。
必ずシートベルトはキャリーにかけるようにしてください。
車によっては後部座席の方が安定する場合もあると思います。
キャリーを持っておらず、やむを得ずいつものケージで行く場合は、できるだけケージ内はシンプルにして水入れやエサ入れ、おもちゃなどははずしておきましょう。
ケージをシートベルトで固定してもかなり揺れますので、本当に最終手段を考えてください。

⑥ 移動時間はできるだけ短く
インコにとって移動は大きな負担です。
- 病院は事前予約をする
- できるだけ混雑時間を避ける
- 長時間の外出は控える
帰宅後は、いつものケージで静かに休ませましょう。
⑦ 絶対にやらないでほしいこと
- 手乗りだからといって手で運ぶ
- 肩に乗せたまま外出する
- バッグに直接入れる
動物病院についても絶対に出してはダメです。
犬の鳴き声に驚いて逃げてしまう可能性もあります。
おすすめのキャリー
私の使っているキャリーケース(セキセイインコ用)はすでに廃盤になっていますので、もし今から買うならこちらを買うかなと思います。
軽量でコンパクトなので、大きめの紙袋などに入れて運ぶと、毛布やバスタオルなども一緒に入れられるので便利です。
オカメインコにはこちらを使っています。まあまあの重量感ですが、その分安心感もあります。
運ぶときは、ダイソーに売っている大き目の布袋(リビングコーナーなどにある)に入れて運びます。
キャリーで運ぶときは、むき出しのまま運ぶのではなく、紙袋なり布袋なりに入れて運ぶようにしています。万が一底が抜けたときのためや、視界を遮ってパニック防止のためでもあります。

まとめ
インコの運び方で大事なのは、
- 安全なキャリー
- 温度管理
- 視界を落ち着かせる
- 移動時間を短く
この4つです。
「ちょっとそこまでだから大丈夫」
が一番危険です。
大切な小さな命を守るために、準備を整えてから移動しましょう。


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