「インコを飼いたいなぁ」と思った瞬間から、もうすでに気持ちは半分お迎えしていますよね。
でも、ちょっとだけ待って!
インコはぬいぐるみではなく、10年以上生きる小さな家族。 勢いよりも「準備」が、その後の幸せを左右します。
今日は、お迎え前にぜひ確認してほしい8つのチェックリストをまとめました。
① 10年以上、一緒に暮らせますか?
セキセイインコで約10年前後、オカメインコなら20年前後ほど生きることがあります。
オカメインコより大きな中型インコはさらに長生きで、30年以上になることもあり、鳥は想像よりはるかに長生きです。
- 転勤や引っ越しの可能性
- 結婚、出産などのライフイベント
- ご自身の健康状態の変化
- ご自身の寿命
と、10年、20年の間には人間にとっても変化があります。
「今かわいい」だけでなく、「10年後、20年後も隣にいるイメージ」が持てるかどうか。ここがいちばん大事な土台です。

もしオカメインコをお迎えしたい場合、そのオカメちゃんが長生きしたら30歳を超える可能性があります。そうすると、飼い主の年齢は50歳ぐらいがリミットかもしれません。
② 毎日お世話する時間はありますか?
インコは想像以上に感情豊かで、人が大好きです。
- 毎日の放鳥: 30分〜1時間はケージから出して遊ぶ
- 衛生管理: 水・エサの交換、フンの掃除
- 体調チェック: 動きやフンの状態に異変はないか
忙しい日や疲れている日でも、これらは欠かせません。「どんな日でも最低限のお世話はできるかな?」と、一度シミュレーションしてみてくださいね。

とはいえ、ペットの中では比較的お世話は短時間で済む方だと思います。
室内で飼うことになると思いますが、糞の「粉塵化」に気を付ける必要があります。
気管支が弱い家族がいる場合は、脂粉が多く飛びますので慎重に検討を。
③ 鳴き声や「音」の対策は大丈夫ですか?
インコは大きな声で鳴きます。特に朝の「呼び鳴き」や、構ってほしいときの声は、当然響き渡ります。
また、インコは「かじること」が大好き。 お部屋の壁紙、柱、電化製品のコード……。これらを防ぐための対策や、多少の傷は許容できる心の広さも必要です。
④ 「鳥を診られる」動物病院はありますか?
ここ、実は一番大切かもしれません。 すべての動物病院が鳥を診察できるわけではありません。
犬猫専門の病院も多いため、「小鳥の専門外来」が通える範囲にあるかを事前に調べておきましょう。いざという時に慌てて探すのは、インコの命に関わります。

小鳥専門の先生がいれば、レントゲンや血液検査や遺伝子検査、外科的処置ができますが、いない場合でも糞便検査や爪切りはできたり、薬(たいていは胃腸薬と抗生物質)は出してもらえることが多いです。
ホームページやGoogleマップの口コミを見て、鳥の口コミがあるか、評価はどうか確認するとよいでしょう。
⑤ 費用(初期・継続・医療)の準備はできていますか?
命に関わる部分は、お金を削ることができません。
- 初期費用: ケージ、保温電球やサーモスタット、止まり木、キャリー
- 継続費用: エサ代(シード・ペレット)、おやつ、消耗品
- 光熱費: 夏・冬の24時間エアコン稼働(インコは温度変化に弱いです)
- 医療費: 定期検診や、病気になった時の治療費
「思ったよりかかるな」と感じるかもしれませんが、これも家族を守るための大切な備えです。

我が家の場合、初期費用ではぷーちゃんの呼び鳴き対策のためのアクリルケースが一番高額でした。あとはやはり医療費ですね~・・・
⑥ 家族の同意と「アレルギー」の確認
家族全員が「一緒に暮らす」ことに賛成していますか? また、意外と見落としがちなのが「鳥アレルギー」です。
インコ(特にオカメインコなど)は「脂粉(しふん)」という細かい粉が出ます。お迎えしてからアレルギーが発覚すると悲しいので、事前に鳥カフェなどで触れ合ってみたり、検査をしておくと安心です。

飼い主の父親は長年鳩を飼っていましたが、昨年鳥アレルギーからの間質性肺炎を発症して40年飼った鳥を手放しました(知人に譲った)。
⑦ 部屋を「インコ仕様」に変えられますか?
人間にとっては何でもないものが、インコには猛毒になることがあります。
- キッチン: テフロン(フッ素樹脂)加工のフライパンの空焚きガス(即死の危険があります)
- 香り: アロマ、お香、消臭スプレー、マニキュア
- 植物: 多くの観葉植物はインコにとって有毒です
お部屋を「インコの安全第一」に作り変える覚悟があるか、確認しましょう。

獣医さんいわく、「匂いのあるものはすべて毒だと思え」とのことです。
掃除で使う除菌ウエットティッシュもダメだと言われました。
⑧ 最後まで看取る覚悟はありますか?
少し重たい話ですが、避けては通れません。 病気になることもあれば、年老いて介護が必要になることもあります。
手間もお金もかかり、思い通りにいかない日もあるかもしれません。 それでも、「この子の最期まで、私が責任を持って愛し抜く」。 その一言が言えるなら、もう準備は万端です。
まとめ:準備は最高の愛情です
インコをお迎えすることは、人生を彩る素晴らしい体験です。
でも、勢いよりも「準備」。 「かわいい」だけでなく「守る」覚悟まで考えられたら、もう立派な飼い主さんのスタートラインに立っていると思います。
もし今、チェック項目に不安があっても、1つ1つ準備をしていけば大丈夫です。
その準備する時間も、きっと楽しいはずですよ。





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