犬や猫、ウサギ、インコなど、ふわふわの動物を見ると、思わず顔を近づけたくなったり、匂いを嗅ぎたくなったりしませんか?
私自身、インコの背中の匂いを嗅ぐのが大好きで、「今日もいい匂いだなぁ」と癒されています(変態)。
でも、ふと疑問に思いました。どうして私たちは、ふわふわした生き物に顔を近づけたくなるのでしょうか?(皆さん同じですよね!?)
今回はその理由について、いくつかの視点からまとめてみました。
可愛さに反応する脳のしくみ
ベビースキーマとは?
動物や赤ちゃんに共通する「大きな目」「丸い顔」「小さな鼻」などの特徴は、心理学では「ベビースキーマ」と呼ばれています。
このような特徴を見ると、私たちの脳は「かわいい!」「守ってあげたい!」という気持ちになるようにできているそうです。
ふわふわした毛や羽も、ベビースキーマの一部なのかなと思います。
触りたい、抱きしめたい、顔をうずめたい…という気持ちは、本能的なものなんですね。
インコちゃんのふわふわでつるつるの羽に顔をうずめたくなるのは、鳥飼さんならわかってくれるはず。
匂いに癒されるのはなぜ?
匂いで安心するしくみ
犬や猫、インコなどの匂いは、言葉にするのは難しいけれど、どこか癒されて、落ち着く香りがしますよね。
実は、この匂いを嗅ぐことで「オキシトシン」というホルモンが分泌され、安心感や幸福感が得られるそうです。
このホルモンは「愛情ホルモン」とも呼ばれていて、親子や恋人、ペットとの絆を深める働きがあるのだとか。
ペットを「家族」として感じている私たちにとって、その匂いはまさに心の安定剤。
忙しい日常の中でも、ふわふわの子たちの匂いを嗅ぐと、癒されて幸せな気持ちになります。
顔を近づけるのは愛情表現
動物同士も、信頼関係があると顔を寄せ合ったり、毛づくろいをし合ったりします。
特にインコは、仲の良い子同士で顔を寄せ合って羽づくろいをしたりします。
私たち人間も、大切な存在には自然と顔を近づけたり、匂いを感じたりしたしたくなりますよね。
これは「好き」「安心できる」という気持ちの表れであり、言葉を使わない愛情表現のひとつなんだと思います。
ふわふわ=いい匂い、という思い込み?
「ふわふわしてる=きっといい匂いがする」というイメージも、ありますね。
柔らかくて、触ってみたくなります。
実際、インコはほんのり優しい匂いがします。
ちなみに私のインコは、クッキーのようななんだかおいしそうな匂いがします。

ぷーちゃん(オカメ)は、体が大きい分、ほんのちょっと獣臭がします(笑)。
ぴーたろう君(セキセイ)は、いつもいい匂いです💛
おわりに
ふわふわした生き物に顔を近づけたくなるのは、「可愛さ」「癒し」「愛情」など、さまざまな気持ちが重なって起こる自然な行動なんですね。
私たちが本能的に求めている「安心」や「つながり」が、あの行動に表れているのかもしれません。
もし身近にふわふわの癒し存在がいるなら、ぜひそっと顔を近づけてみてください。
きっと、幸せな気分になるはず!
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