飛びほっぺの謎
オカメインコのぷーちゃんは、数年前、目の上にほっぺのオレンジと同じ色が出るようになりました。
この現象を「飛びほっぺ」という人もいるようなので、私もそう呼んでいます。
(正しい呼び方はご存知の方は教えてください。)
インターネットでもこの「飛びほっぺ」について、だいぶ情報を探しました。
「飛びほっぺ」は、季節的なホルモンバランスの崩れなどで起こるとの情報もありました。
結局「飛びほっぺ」のオカメちゃんを獣医さんに連れていった、という参考になりそうな情報は2件で、2件とも、検査したが異常は見られなかった、という内容でした。
そしてぷーちゃんについても、いろいろな検査をしましたが結局原因は不明のままで、様子見となりました。
獣医さん曰く、羽が異常なのは「肝臓」が悪い可能性がある。
だから検査をしないといけない・・・とのことでした。
当時、半年~1年に1度、オカメパニックを起こして羽が抜けていたこともあり、確かに新しい羽を作る負担はかかっているのかも、という気もしました。
でも、結局悪いところは見つからず、効果が出るかはわからないが肝臓の薬をずっと飲ませる選択肢もあると言われましたが、それは抵抗があったので様子見することにしました。
今日は、その時にオカメインコが受けた検査について、どのようなものややり方があったのか紹介したいと思います。
レントゲン検査
そのう検査・糞の検査で原因がわからない場合、次の検査としてレントゲンをいつも勧められます。
ぷーちゃんも、セキセイインコのぴーたろう君も、しょっちゅうレントゲンを撮っています・・・
レントゲンは、横からとおなか側からの2枚を、撮影されています。
金額は、1枚2500円でした。
撮影するときは待合室に出されるのですが、ぷーちゃんの絶叫が待合室にまで聞こえるので、動かないように固定されているぷーちゃんの姿を想像しています。
レントゲンの時点で、異常があればそれによって薬をだしたりされますが、不明な場合は血液検査を勧められます。
血液検査
さて、レントゲン検査では特におかしな点は見つからなかったので、血液検査をすることになりました。
血液検査は、首の血管から採血するとのネット情報と、採血が事故につながることもあるとも聞いていたのでだいぶ躊躇しました。
私は特に、レントゲンであれだけ絶叫していたぷーちゃんが、もしも採血の時に暴れてしまって血管を傷つけるようなことになったら、大ごとになるんじゃないかと心配していたのです。
しかし、その不安を獣医さんに伝えると、「鎮静剤を使用して鳥を少し眠ったような状態にしてから採血することもできる」と聞いて、お願いすることにしました。
鎮静剤の効き具合によっては数時間眠ってしまう子もいるとのことで、その時は2時間程度待ったと思います。
鳥の血液検査でわかること
鳥の血液検査でわかることは以下のようなことです。
- 種類や性別
- 免疫力や感染症の有無
- 内臓機能や代謝状態
- 血液凝固能力や出血傾向
- 病原性生物の保有状況
金額は、1万円~3万円のところが多いようですが、私が行ったところは
採血は2500円、
血液検査は項目ごとに加算されるシステムで、1項目300円×14項目で4200円、
鎮静剤が2000円でした。
遺伝子検査(PCR検査)
さて、血液検査でも特に異常は見つからなかったので、遺伝子検査になりました。
方法は、小さい試験管のような入れ物に、1週間糞をひたすら集めて持って行き、病院から検査機関へ検査に出す、というものでした。
せっせせっせと毎日ぷーちゃんのうん💩を集めましたよ。
金額は、2万円程度だったと思います。
結局、原因不明
レントゲン、血液検査、遺伝子検査をしても、結局「飛びほっぺ」の原因も、悪いところも、見つかりませんでした。
見つからない方が良いのですが、なんだかぷーちゃんに余計な負担をかけてしまったようで申し訳ない気持ちです。
でも、検査をしないで「あのとき検査をしていれば!」と思う方が嫌なので、やってよかったと思うことにします。
この記事の冒頭の写真は、一番飛びほっぺが広く出ていた頃ですが、その後何年かを経て現在はほぼ気にならない状態に戻りました。
コメント