「うちの鳥の老いじたく」を読んで セキセイインコ11歳との暮らしを考える

インコを抱く女性 老鳥の暮らし

我が家のセキセイインコ・ぴーたろうくんは、今年で11歳になります。

最近は脚の力が弱くなってきており、昼間はケージの床で寝ている姿を見かけることも増えてきました。

起きているときはよく食べ、よく鳴き、元気に動き回っているのですが、
飛んできても指に止まれないことがあり、ふとした瞬間に「老い」を感じるようになりました。

セキセイインコが高齢になると、体の変化に合わせて飼い方も見直す必要があります。

そこで今回は、『うちの鳥の老いじたく(細川博昭 著)』を読んで、
印象に残った内容と、実際に感じたことをまとめてみました。

鳥の寿命は人間が思ってるより長い

よく見かける「鳥の平均寿命」というのは、「老衰」で寿命を全うして亡くなる寿命ではなく、「病気などによって亡くなる寿命」だということです。

本来の鳥の寿命は思ってる以上に長く、人間がしっかりケアをすれば鳥も長生きし、そして体が衰えてきた鳥は人間が支えてあげないといけない(当然ですが)ということです。

あかりんご
あかりんご

正直なところ、子供の頃はセキセイインコを飼っているひとが多くいましたがなんとなく寿命は「5年ぐらいかな?」と思っていました。病気になったらもうそこまで、というイメージがありました。

今はまだ少ないとはいえ鳥を診ることができる獣医も増えましたし、ネットで情報収集もできるようになりました。そういったことで犬や猫と同じように鳥も長長寿化しているんだと思います。

セキセイインコの老化サイン(老鳥の特徴)

同じ年齢でも、老い方は鳥によって違います。

「何歳から老鳥」とは一概に言えず、
行動や体の変化を見て判断することになります。

例えば、我が家ではこんな変化が見られました。

  • 止まり木より床にいる時間が増えた
  • 脚の力が弱くなった
  • 指に止まれないことがある

本によると、鳥は認知症にはならず、
老いても耳はしっかり聞こえているそうです。

だからこそ、最後までぜひ声をかけ続けてあげてください、と著者は訴えています。

老鳥になると起きる変化(免疫・食事)

老鳥になると、免疫力が落ちてきます。

これまで問題なかった環境でも、体調を崩すことがあるため、
より丁寧な管理が必要になります。

  • 保温をしっかりする
  • 若い鳥との放鳥は控える
  • 食事内容を見直す

また、消化する力も弱くなるため、
消化の良いペレットに慣れさせておくと安心です。

老鳥のケージレイアウトの工夫

止まり木を低くする、というのはよく知られていますが、
この本では「ケージを一回り小さくする」という方法が紹介されていました。

ケージを小さくすることで、

  • 止まり木同士の距離が近くなる
  • 高さが低くなる

結果として、移動の負担が減り、
以前と似た感覚で生活できるようになるそうです。

ただし、エサ入れや配置は大きく変えないようにすることが大切なのと、「まだ動き回れるうちに」実施するようにとのことです。

あかりんご
あかりんご

すでに目が見えなくなっている鳥などは、エサの配置や距離感を感覚で覚えていたりするので、そうなっている場合はやらない方がいいそうです。

動けなくなってきたときの対策

脚の力がさらに弱くなり、移動が難しくなった場合は、
床に止まり木を置いて固定する方法が紹介されていました。

低い位置でも、止まり木に止まることで安心する鳥もいるそうです。

「できるだけ今までと同じ感覚で過ごせるようにする」
という考え方がとても印象に残りました。

いつもそばにいてあげること

ここまで具体的な対策を書いてきましたが、
一番大切なのは、やはり「いつもそばにいること」だと思います。

飛べなくなったら支えてあげる
歩けなくなったら動かしてあげる

そして、その子が人と触れ合うのが好きなら、

  • 手に包んであげる
  • やさしくなでてあげる

そうやって、寄り添っていくことが大切だと感じました。

あかりんご
あかりんご

普段何気なく行ってるスキンシップ、手に乗せて遊んであげる・いっしょに歌を歌う、という行為もいつまでできるんだろう、と思うと同時に、いつまでもできることを一緒にしようと思いました。

「最後の日」を考えるということ

この本には、「最後の日」をどう迎えるか、
そしてその後どうすればよいかも、やさしく書かれています。

読んでいるうちに、どうしても自分の愛鳥のことを重ねてしまい、
正直つらくなる部分もありました。

それでも、
「最後の瞬間が来るまで、声をかけ続けよう」
と強く思えたのは、この本のおかげです。

まとめ|老鳥との向き合い方

  • 老鳥になるタイミングは個体差がある
  • 行動や体の変化がサインになる
  • ケージは低く・移動しやすく工夫する
  • 食事や保温など体調管理が重要
  • 最後まで声をかけて寄り添うことが大切

この本について

老鳥との向き合い方をやさしく学べる一冊でした。

これから先のことを考えるのはつらい部分もありますが、
「知っておいてよかった」と思える内容がたくさんあります。

老鳥ケアについて詳しく知りたい方には、参考になると思います。

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