夏はインコにとっても過ごしにくい季節です。
インコは暖かい国が原産ではありますが、高温でも大丈夫というわけではありません。
飼い主さんの配慮で快適に夏を乗り切れるように気を付けてあげましょう。
今回は、インコの夏の飼育で気をつけたいポイントをご紹介します。
インコにとって快適な温度とは?
クーラーで冷やしすぎないように
インコの種類や個体差もありますが、一般的には25℃〜30℃程度が適温とされています。
それ以上になると体調を崩しやすくなり、最悪の場合は熱中症になることもあります。
クーラーの設定温度は、25℃~28℃程度にして、冷やしすぎないようにしましょう。
インコが暑がっていっるサインは?
インコが暑がってるときは、口を開けて呼吸したり、羽を広げたりしますので、よく観察しましょう。

口をパクパクさせるときは「そのう炎」だったり、羽を広げるとき(ワキワキする)は、楽しかったり怒ったりと感情表現のときもあります。
温度計を準備しよう
人間の体感や、エアコンのリモコンに表示されている温度をうのみにせず、温度計を準備しましょう。
100均にもあり、購入したことがありますが数度の誤差があると感じます。
アマゾンなどで売っているもので、安すぎず、湿度も併せて表示されるものがおすすめです。
↓こちらの温湿度計は、最大値・最小値の確認もできるので、外出時や就寝時に予想以上に暑かったり寒かったりしていないか、確認することができておすすめです。


クーラー使用時の注意点
直接冷風が当たらないように
真夏の室内ではクーラーは必須ですが、冷風がインコに直接当たると体調を崩す原因になります。
ケージの位置を工夫して、冷風が当たらない場所に置いてあげてください。

我が家では、クーラーと対角線上(一番遠い場所)にケージを置いています。
夜は特に、人間でもクーラーで冷えることもあるので、インコちゃんが寒くないように気を付けています。
扇風機にも注意!
暑い日は扇風機を使うことも多いですが、羽根のあるタイプの扇風機はインコにとって危険です。羽根に近づいて巻き込まれてしまう事故もありますので、ケージのそばに置くのは避けましょう。
扇風機カバーが100均にもあるので、我が家ではそれをつけています。
そもそも羽のないタイプを使ってもいいですね。
ケージの置き場所に注意
直射日光が当たる場所は避ける
夏の強い日差しが当たる場所にケージを置くと、ケージ内の温度が急上昇してしまいます。窓際などには置かず、直射日光の当たらない風通しのよい場所に置いてあげましょう。
クーラーにも当たらない、直射日光にも当てない、となかなか大変です。
こまめな水換えを
夏は水も傷みやすくなります。水入れの中で雑菌が繁殖しやすくなるため、朝晩の2回、水を取り替えてあげると安心です。(とはいえ、クーラーが入ってる部屋なら朝だけでも大丈夫だと思います。)
同時に水入れの容器も軽く洗って、清潔を保つようにしましょう。
インコが水浴びを好む子なら、小皿などで水浴び用の水を用意してあげたり、霧吹きで水浴びさせてあげましょう。

うちのインコちゃんは水浴びはしないですが、霧吹きは楽しそうに浴びます。
水浴びしないかな?と思ったら、霧吹きで試してみてくださいね。
まとめ
インコは小さな体のため、ちょっとした環境の変化でも体調を崩しやすい生き物です。
「暖かい国の鳥だから大丈夫だろう!」と安易に思わず、快適な温度を保ってあげましょう。
- 室温は25〜30℃をキープ
- クーラーの風が直接当たらないように
- 扇風機の羽根にも注意
- ケージは直射日光の当たらない場所に
- 水はこまめに交換して清潔に
インコと一緒に、元気に楽しい夏を過ごしましょう~!
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