子宮頸がん 高度異形成(上皮内癌)発覚からの記録

子宮頸がん高度異形成その他

2023/10/19 子宮頸がん検診を受ける

このたび10年ぶりに受けた子宮がん検診でまさかの「要精密検査」になっていまったので、治療と経過観察の記録を残しておこうと思います(現在進行形のため、随時追記します)。

私と同じように「要精密検査」になってどうしよう!!と思っている方の参考になれば幸いです。

子宮ちゃん

10年ぶりの子宮がん検診

さてなぜそもそも「10年も子宮がん検診を受けてなかったのか」というと、私は扶養に入っており、会社員の方のように子宮がん検診や乳がん検診はオプションでついていなかったからです(言い訳)。

まぁ、特定検診(社会保険に入っていない人の健康診断)でもオプションとしてつけたり、自分で婦人科に行ったりして検査すればいいのですが、

「義務でないならまぁいっか。」と思ってしまったのです。

あとは・・・10年前に受けたとき「子宮筋腫が3つできている」と言われ、「これから大きくなるのかも」と思い検査を受けるのが怖くなったこと(いや、放置の方が怖いんだけども)

産婦人科で診察室を出る際に「もう子供を産む予定もないですよね?」と聞かれたことが、「子宮を取ることを視野に入れたほうがいいの?」と感じ、これまた怖かったこと(だから放置の方が怖い)

10年前の検診が、とても不快でもう2度と受けたくないと思ったこと

などなどがその理由です。

前回検診を受けたのが38歳の時で、実はそれが人生初めての「子宮頚がん検診」でした。

私のように扶養に入っている方だとそもそもその検診があるのかどうかなど知らない方も多いと思います。

そして私も知らない人の1人でした(^^;

なぜ前回受けようかと思ったかというと、市から「子宮頚がん検診の無料クーポン」が送られてきたからです。

実は2年に1回、市の助成で無料で検診を受けられる制度があるのですが、

このときは送られてきたクーポンを見て、ようやくそんな制度があることを知ったというわけです。

その時は通常の細胞診の他に、経腟エコーもやっていただき、筋腫があることも教えてもらいました。

ちなみに筋腫は良性なのですぐにどうこうする必要はないとのことで、検診を終えました。

2023/11/8 子宮頸がん検診の結果が「要精密検査」に!

検診を受けてから約20日後、健康診断の結果が届きました。

結果は、子宮頸がん検診が「要精密検査」、そして「HSIL」と書かれていました。

同時に、血液検査「再検査」、内容は「白血球が異常に多い」ということでした。

あとで「HSIL」というのは、まだ子宮頸がんに「なりかけ」だという意味だとわかるのですが、

この時そんな知識のない私は、「がんになってしまった!」とショックを受けました。

また、血液検査の「白血球が多い」についてネットで調べると「腫瘍の可能性」と書いてあり、

さらに不安に拍車がかかってしまいました。

2023/11/13 子宮頸がん検診の精密検査(コルポ診)を受ける

精密検査をせねばならぬ、という現実を受け入れたものの、果たしてどこに行けばよいのやら?という壁がまず立ちはだかりました。

健康診断の紹介状で、総合病院や大学病院が予約できるのか?という不安や、

大きな病院に行ったら血も涙もない先生がいて乱暴に扱われるんじゃないか、

クリニックの先生の方が親身になってくれそう、という偏見もありました(幼少の頃、大学病院で嫌な経験をしています。)

調べるうちに、子宮頸がんの精密検査は「コルポスコピー」という機械がある病院でないとできないので、どこの婦人科でもできる、というわけではないということがわかりました。

私の場合は「子宮頸がん 精密検査 ●●(県名)」で検索したら、

「●●県医師会」というホームページがあり、そこに精密検査ができる医療機関の一覧があったので参考にしました。

結局、10年前に1度検診をしたM産婦人科が一覧にあったので、そちらに行くことにしました。

HSILというのは、「がん」に「なりかけ」の状態

精密検査の日まで約1週間ほどあったので、その間にネットで情報収集をしました。

そこでわかったのは

「HSIL」というものには「中等度異形成」「高度異形成」「上皮内癌」の3段階があり、高度異形成と上皮内癌は見分けがつかないので同じように扱われていること。

「軽度異形成」では自然治癒をする確率が高く、「中等度異形成」でも自然治癒の可能性はまだあること。

「高度異形成」「上皮内癌」になると「円錐切除」という手術をしないといけない

ということがわかりました。

この時点でようやく、自分はがんに「なった」のではなく「なりかけ」なんだということがわかり、少しほっとしました。

地獄のコルポ診断

ついにコルコスコピーという拡大鏡を使った検査、通称「コルポ診」の日がやってまいりました。

もう怯えにおびえ、なんとか自分を奮い立たせようと事前にちょっとお高いケーキを買ってご褒美にしました(なんだそりゃ)。

怖くてこわくて何度か一人のときに泣きました。もはや「癌かもしれない」というより

とにかく怖い検査、痛い検査が嫌すぎるというのが一番強く、それは今でも変わりません。

「コルポ診」は、子宮頸部の「アヤシイところ」を、つめきりのような器具で切り取って生検に回す、という検査(組織診)です。(通常、3か所切られることが多いようです。)

この検査、「痛い」という人、「あまり痛くなかった」という人それぞれなんですが、

私はとにかく自分の肉を「切り取られる」というのが恐ろしく

血を見たりするのも苦手で本当に心の底から嫌でした。

そして当日。

とぼとぼと婦人科に出陣しました。

そして検査は…

もう、とにかく、膣を広げる「クスコ」が痛くて痛くて…

先生が途中で小さいサイズに変えてくれてたんですが、それでも痛い。

そして「ポコッ」という音とともに、子宮頸部が切り取られました

この時「あれ!?切られるのはあんまり痛くない!」と、恐怖と不安の中に一筋の光が見えた気がしました(笑)。

クスコが痛すぎてそれどころじゃなかったのかもしれません。

それでも、だんだん過呼吸のように息が荒くなって、怖さで涙も出てきて、

力を抜かないといけないのにそれどころじゃなくなって、

看護師さんに「大丈夫ですか!?」と覗き込まれ、

終わった後はフラフラになって立ち上がれずに、ベッドで少し休ませていただきました。

今思えば、「予想したほど痛くなかったかも」とも思えるのですが、

その瞬間は初めての検査の恐怖で本当に大人なのに泣いてしまいました。

そして、先生をお騒がせしつつ、精密検査を終えたのでした。

コルポ診の感想はネットにも多くありますが、20分~30分ぐらいされた方もいるようです。

血が止まらない場合、縫われたりするので時間がかかるようです。

私の場合、おそらく5分程度だと思うので

先生は本当に頑張って早く終わらせてくれたんだと思います。

終わった後、「もう痛いの終わり!」「もうしないから!」と声をかけてくださいました。

そして、検査結果は2週間後ということで、初のコルポ診の日は幕を閉じたのでありました。

診察のときは「歌を歌って(頭の中で)気を紛らわそう」とか、「息を長くした深呼吸をしよう」とか、「カウントダウンをしよう」とか、いろいろ気持ちの準備をしていたのですが、もう何もかもすっとんてしまって「早く終われーー!!!」としか思っていなかったです(汗)。

2023/11/27 精密検査の結果

精密検査の結果は2週間後、ということでこの期間の2週間はとても長く感じました。

結果は、細胞診通り「HSIL(高度異形成/上皮内がん)」でした。

ここで、手術が確定しました。

子宮頸がんの検診を受けた人のうち、100人に1人が要精密検査になり、精密検査を受けた100人のうち6人が手術(つまり、高度異形成または癌確定)だから、大部分の人は手術にはならないというネット情報を見て、

「もしかしたら中等度異形成かも?」なんて思いましたがやはり高度異形成でした。

でも、軽度異形成や中等度異形成になっても、何年も精密検査(コルポ診)をやり続けている人もいるようで、それはそれで嫌すぎる…のでほんの少し安心した気持ちもありました。

この日、市民病院への紹介状を受け取ったので次回は市民病院での検診となりました。

2023/12/8 市民病院で診察(初)

精密検査をしたM産婦人科では紹介先は選べず、自動的に市民病院で2週間先の同じ曜日で予約になっていました。

おそらく多くの地域にあるであろう「大学病院」や「日赤病院」なども検討していたのですが、その必要もなかったようです(^^;

ただ、自分の中では高度異形成の円錐切除から「がん」に進んだ場合、腹腔鏡手術を希望しているので、腹腔鏡の専門医がいるところがいいな…とは思っていました。

幸い、市民病院にも腹腔鏡の先生(N先生)がいらっしゃり、その先生が私の担当になりました。

初診の際は、曜日に注意しよう

ここで、1つ失敗というか、皆さんも気を付けた方がいいと思うことがあります。

私は毎週「日・月」曜日が休みなので当初月曜日に通う予定でしたが、

たまたまその前の週の金曜日が休みだったので、1日でも早く動いたほうがいいと思い、金曜日を初診として予約しました。

そしたら、私の行く市民病院の先生は担当制で金曜日しか診察をされておらず、金曜日に通うことになってしまいました。

金曜日は、必ずしも休める曜日ではないので、最初から月曜日に行けばよかったと思ってしまいました。

円錐切除で異形成が取り切れていても5年間の経過観察となり、しばらくは市民病院にお世話になると思うので、これから仕事との調整がめんどくさくなりそうです(汗

全摘か円錐切除か

市民病院での診察は、予定時間より約1時間待ってはじまりました。

あまり詳しい説明はなく、「子宮を全部取ってもいいし、頸部だけ切除でもいいですが、どっちにしますか?」と聞かれました。

年齢的に全摘を勧められるかなと思っていましたが、こちらに選択権はあるようです(^^;

「先生としてはどちらが良いと思いますか?」と逆質問してみたところ、

「生理が重いなどという方は、この機会に全摘してもいいと思います。」とのこと。

要するにどっちでもいいんでしょう・・・。

事前にネットなどで全摘をすれば子宮体ガンの可能性がなくなるし生理もなくなるというメリットもある一方、

頻尿になったり、おなかポッコリになったり・・・などのデメリットもあると情報は集めていました。

しかし、そのような説明はありませんでした。

まだ病気になっていない臓器を予防的に取るのもどうなんだろうという思いもあり、

私は今回は頸部円錐切除を選択しました。

私の場合、生理のときは2日目、3日目は鎮痛剤を飲みますが、飲めば普通に仕事もできるし普通かなと思っています。

まさかの診察中断!

市民病院での初診では、予想はしていましたが再度のコルポ診になりました。

しかし、先月に組織は取っているので、今回は観察のみです。

前回のM産婦人科でのコルポ診から約2週間、どうしたら内診を楽に受けることができるのか

力をうまく抜くにはどうしたらいいか

ネット上にあるYouTubeの動画やブログなど読み漁り、イメージトレーニングを積んでまいりました。

M産婦人科でのパニック状態に反省し、楽に楽に力を抜いて…と唱えながら内診台に上がりました。

が、そんな自己暗示は一瞬で吹き飛びました!

痛い痛い!今までで一番痛い!

人間痛いとびっくり顔になって目を見開いてしまうんですね。

今までの検診では、顔をしかめていましたが、びっくり顔にはなってなかったと思います。

やばい、これは力を抜くどころじゃない・・・

と焦っていたら、先生が

「小さいサイズに変えましょう」と、M産婦人科と同様に小さいクスコに変更。

それでも痛い・・・

「痛い!」と声にはだしていないし、呼吸もなるべく平静を装っていましたが

おそらく伝わるものがあったのでしょう。

「先月もやっているから、無理してやるのはやめましょうか。もういいですよ。」と言われ、

診察を中断されました。

ホッとした気持ちもありますが、もうクスコは入れられているんだから

診察してほしかった、というのが本音です。

手術は3か月待ち

手術の日程ですが、円錐切除だと約3か月待ち、全摘だと4か月半待ちということで、私はとりあえず円錐切除なので3か月待ちの3月1日になりました。

帰宅後に「全摘をしたい」と希望が変わったら、予定が空いていれば変更もできるとのこと(しないけど)。

11月に要精密検査の結果を受けてから、1日も無駄にせず検診に行ったりして動いていたのに、結局3月まで手術を受けられないのか・・・とちょっと不安に思っています。

生理の日をずらすためにレルミナを処方される

11月に3月の手術の予定を決める際、やや不順気味の生理が読めないので、手術の日に来てしまったらどうしようと思いました。

その不安を先生に告げると、「お薬でずらしましょう」と言われてレルミナ(ピル)を処方されました。

この薬、30日分で約8000円と、なかなかのお値段です。

最初、800円と見間違えました(笑

レルミナは、子宮筋腫の方が一時的に生理を止めて筋腫を小さくするためによく処方されるようです。

この薬は、長く(半年を超えて)飲むと骨量が減るとのことで、飲み始めと同時にカルシウムのサプリメントも飲み始めました。

閉経前の人が飲むと生理が止まってしまうこともあるらしく、少し不安です。

円錐切除をする場合、生理が無いと傷が治る際についでに子宮口もふさがってしまったりするという情報も見たので・・・

子宮口が塞がってしまったら、今後子宮系のがんの検査もできないし、

もし忘れた頃に生理が戻ったら経血が排出できなくなってしまいます。

でも、先生が薬を出したということは、大丈夫なはず。。。たぶん。。。と、思いたい。

手術の日までに自分なりにできること

手術の日まで、あとは自分でできることをできるだけしようと思い、食事に気を付けることにしました(できる範囲で…)

私と同じように子宮頸がんの検査で引っ掛かり中等度異形成だった人が、中等度→軽度→異常なしへと改善した、というブログを見ました。

その方は、「医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる」という本を読んで、実践したそうです。

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概要としては

・「たんぱく質」をしっかりとるために「プロテイン」を飲もう。

という感じです。

自分の食生活を思い浮かべると、栄養素もたんぱく質も全然足りてなかったな・・・

と反省し、こんな状態では病気も治らないわ・・・

と思いました。

そこで私もできる範囲でやってみることにしました。

プロテインを朝晩飲む

プロテインは体重50キロの方だと50グラムは毎日必要とのことですが、自分には全く足りていなかったと思います。

そこで、毎朝毎晩、プロテインを飲むようにしました。

本では植物性のソイプロテインではだめで、動物性のホエイプロテインでないとダメだと書いてありますが、私はホエイプロテインだとどうしても胃もたれするので、ソイプロテインを飲んでいます。

人口甘味料が気になるので、そこだけこだわっています。

体質的に合えば、本当はコチラ↓を続けたかったです。

それから、コーヒーが好きなのですが、コーヒーを飲むついでに「ミロ(大人の甘さ)」を入れて鉄分補給をすることにしました。

あとは、ブロッコリーなどの緑黄色野菜を毎日必ず食べたり、生理中だけ、鉄分のサプリを飲んだりしています。

どこまで改善されるかわかりませんが、3月の手術前診断で「あれ?異形成消えてるよ!?」なんて奇跡をちょっと夢見たりしています。。。

番外編:悪いことが起きたときは宝くじが当たる!?

ところで、以前夫がコロナに感染したときに知り合いから

「病気になったときは悪い運がついてるから宝くじを買うと反動で当たる」というジンクスを聞きました。

それを思い出して、私もまさかの病気になったから楽天銀行のホームページから「楽天BIG」を買ってみました。

1口200円を、2000円分買いました。

そして、2万円当たりました!

いや~当たるものですねぇ!

子宮頸がん検診で要精密検査になる人は100人に1人

要精密検査の人を100人集めて手術になるのは5~6人

つまり、手術になる0.05%の確率に入ってしまったわけですが、

その悪い運を楽天BIGで吹き払うことができたんでしょうか(笑

そして、当たったお金は、つい数日前に起きた能登半島地震に寄付しました。

この記事に子宮頸がんの話は全部まとめようと思ったのですが、思いのほか長くなってしまったので、分けていこうと思います。

次回は、「手術前検査」から「手術」に至るまでの話を書きたいと思います。

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