ペットの葬儀を考える

インコ

いつか来る、その時にどうするか?

愛するペットも、いつかは亡くなります。

そんなことは考えたくはないけれど、その瞬間を迎えたときに慌てずに虹の橋へ送り出したいと思い、どのような方法があるのか調べてみることにしました。

事前に調べるなんて、縁起でもないと思う気持ちもありますが、

でも大事なペットだからこそ、いざその時に慌てず納得の行く形で送り出したいと思います。

その1)ダイヤモンド葬

うちの親は自分が亡くなったときはお墓は作らず樹木葬にしてほしいと言っています。

お墓があると世話をしないといけないので手間をかけさせたくはないという配慮のようです。

その時、他にどんな葬儀があるのかネットで調べていたら「ダイヤモンド葬」というのを見つけました。

ダイヤモンド葬というのは、人間の遺灰や髪の毛、動物の毛、羽などがあれば、そこから炭素を結合させてダイヤモンドを作り、希望によってはネックレスや指輪などのアクセサリーにすることができる、というものです。

つまり、人間でも動物でも、体の一部の組織があれば「ダイヤモンド」を作ることが可能なのです。

これは、ペットとの絆を物理的な形で保持したい、いつも身近に感じていたいと思う自分にとっては新しい選択だと思いました。

ダイヤモンドの色は無色透明だったり、色がついていたりするようです。

アクセサリーにすることで肌身離さずつけることができるし、私はこの方法はいいと思いました。

価格は50万~300万ぐらいです。(ダイヤモンドの大きさや、アクセサリーへの加工により異なる)

それなりの価格ではありますが、大切な人やペットの化身をアクセサリーにして肌身離さずつけることができるというのは私は嬉しいと思います。

ダイヤモンド葬の会社のサイトをシェアしておきます↓

その2)自宅の庭に埋める

私の実家では、多くの鳥や魚、犬を飼ってきました。

それらのペットは亡くなったときに自宅の庭に埋葬しています。

犬が亡くなったときは同じ犬種の置物を置いて目印にしています。

特に葬儀などは行なっていません。

昔はペットの葬儀などなかったので選択肢が無かったとも言えますが、お庭がない家の方などはどのように処理されていたのか気になるところでもあります…。

埋葬の際の注意

ペットを庭に埋葬することは、日本では一般的に自分の私有地であれば合法ですが、公共の場所や他人の土地にペットを埋葬することは違法とされており、不法投棄とみなされる可能性があります。

ペットを埋葬する際には、衛生面の観点から火葬した後の骨を埋葬することが推奨されています。

ペットを庭に埋葬することは、愛するペットを身近に感じられるというメリットがありますが、引っ越しや土地の売却などの将来的なリスクも考慮する必要があります。

その3)ペットの葬儀サービスにお願いする

最近では、ペット葬儀も当たり前になってきました。

ペット葬儀の流れは、人間の葬儀とほぼ同じのようです。

まず、ペットの遺体を清め、棺に納めます。その後、家族や友人が集まり、最後のお別れをします。

火葬が一般的であり、立会い火葬の場合、家族が火葬のプロセスに立ち会うことができるようです。

火葬後、骨を拾い、骨壺に納めることが多いです。その後、墓地に埋葬するか、納骨堂に安置します。

日本では、ペットの火葬を行う施設も充実しており、ペット専用の火葬炉を備えた施設があります。

また、ペットの供養を行うための法要サービスを提供するところもあります。

これには、僧侶による読経や法要室での告別式などが含まれます。

ペット葬儀社によっては、事前に相談や見積もりを行うことができ、オーナーの希望に応じた葬儀を行うことが可能なようです。

ペット葬儀の費用について

ペットの葬儀にかかる費用は、ペットの大きさや選ぶ葬儀の種類によって異なります。

一般的に、民間の葬儀社では、小さなペットであれば約1万円から、大きなペットであれば6万円程度が相場となっています。

自治体を利用する場合は、地域によって異なりますが、およそ3千円からとなることが多いです。

ただし、これらはあくまで目安であり、具体的な費用は葬儀社やサービス内容によって変わるため、事前に確認することが重要です。

個別火葬の場合、ペットの体重によって料金が設定されており、例えばハムスターや小鳥などの非常に小さなペットであれば、1.5万円から2万円程度、猫や超小型犬などであれば1.5万円から2.5万円程度が相場です。

また、葬儀後には納骨棚の利用料や供養料など、追加で費用がかかることもあります。

これらの費用も含めて総合的に考え、予算に合った葬儀プランを選ぶことになります。

どの方法を選ぶにしても、ペットが安らかに眠れるように、最善をつくしたいものです。

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