1日目:朝、起きると突然片足が痛そうな様子
少し前の話ですが、セキセイインコのぴーたろう君がある日突然、止まり木から落ちまくるようになりました。
どうも片足が痛いのか可能な限り痛そうな方の足を体に隠して、片足立ちをします。
餌を食べている時でさえ、片足になろうとするのでとても不安定で、食べながら落下したりしていました。
前日までは特におかしいところはなく、朝、起きたら足を痛めていた(?)という印象でした。
それでも足以外は元気なようで、いつもどおりケージを伝い歩きをしたり(そして落ちる)、餌をガツガツ食べたりはしていました。
病院へ連れて行こうにも、数か月前にかかりつけの病院では小鳥診療が無くなってしまったし、
下手に小鳥の知識のない病院に連れていきたくもない…ということで、とりあえず様子を見ることにしました。
その日は大きくジャンプして止まり木を移動しなくてもいいように止まり木を増やして、少しのジャンプで移動できるようにしたり、
全体的に止まり木を低くしたりしました。
2日目:翌日、さらに悪化
さて、翌日は昨日よりもさらに悪化しているように見受けられました。
餌を食べるとき以外は膨れて目をつぶったりしはじめたので、
足の痛みではなくもしかしたら足の近くの内臓の痛みなのかもしれない…とも思いました。
ぴーたろう君は現在8歳なので、セキセイインコの世界では高齢です。
もう寿命なのかもしれない、
このまま弱って亡くなることも覚悟しないといけないかもしれない、と思いました。
この日は止まり木をネットでいくつか購入しました。
前日に応急処置で止まり木を増やしていましたが、
もっと楽になるだけジャンプせずに、伝い歩きだけで自由にケージ内を移動できるようにしてあげたい、と思ったのです。
そして、保温電球の温度を上げておきました。
購入した止まり木
止まり木を入れすぎるとパニックのときに羽を痛めるので注意です。
ぴーたろう君は、パニックの際はたいてい向かって右上の金網にへばりついているので、そこは何も置かないようにしています。
意外と便利だったのが、「曲がる止まり木(実際には木ではありませんが…)」で、
「ここに止まり木があったらいいな」と思うちょっと無理めな場所にも、曲げることで到達させることができました。
以前は、上りも下りも止まり木から止まり木へジャンプして移動しないといけなかったのですが、
このレイアウトにしてから下りはほぼ伝い歩きで降りて来れるようになりました。
長さなどもいろいろあるので、探してみてくださいね!
※カラフルな商品もありますが、個体によっては怖がるので最初は無地が無難だと思います。
3日目、動物病院に連れて行く
足を痛そうにしてから3日目、この日は仕事でしかも土曜日だったのですが、
休みだった夫が「動物病院に連れて行ってみる」と言って、土曜日も開いている病院に連れて行ってくれることになりました。
Googleマップで「鳥を診てもらった」、という口コミが数件ある動物病院へ行ってみることに。
診断としては「足に力が入っていない」ということと、「糞が水っぽい」ということで、
胃腸の薬と抗生剤を出されました。
物理的に、足の腱を痛めてるっぽい雰囲気だと素人目には見えていたので
なぜに胃腸薬と抗生剤なのかわかりませんが…。
YouTubeのブリーダーさんも、「どうせ動物病院に連れていっても抗生剤を出されるだけ」と言われてる人もいて、鳥診療科のある病院でなければどこに連れていっても同じなのかもしれません。
糞が水っぽいのは、もう何年も以前の獣医さんからも言われていることで、
ぴーたろう君の場合は多飲で、ペレットに切り替えてからさらに多飲になったので、今回の足の痛そうなのとは無関係だと思います。
4日目:回復の兆し
さて、胃腸薬と抗生剤が効いたのか、
ただ足を痛めた痛みが治まってきたのかわかりませんが、
次の日は前日より動きが良くなっていました。
回復してきているな、と思いました。
ひとまず1週間分としていただいた薬は、続けて飲ませてみようと思います。
その後のぴーたろう君
その後のぴーたろう君ですが、順調に回復して元気になりました!
しかし、改めて思い起こせば、ぴーたろう君は以前から走っている時に転んだり、
飛んで来て指に止まろうとして滑ったりというのはしょっちゅうで、
足の力が実は昔から弱かったかも・・・と思いました。
そして改めて足の指をよく観察すると、後ろ足の1本の爪が少し水平気味に生えており、
止まり木などにしっかりひっかけることができない状態になっています。
これが、生まれつきなのか、何かの拍子に足を痛めてこうなってしまったのか、
今となってはわかりません。
ネットで調べると、爪が変な方向に生えているインコちゃんは珍しくないようです。
今回は何が原因かわからないですが足を痛め、そして薬が効いたのかわからないですが回復して、
結果としては良かったのですが、たまたまラッキーだっただけだと思います。
改めて、小鳥診療の獣医がいる病院が無いというのはとても困ることだと思いました。
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